Modulation of Neuron Network 神経ネットワークの調整


においの研究(アロマで神経認知機能障害を予防)


神経認知機能障害は、「早期発見」「早期治療」が大切な病気です。

アロマの芳香成分で、神経認知機能障害の予防ができます。


認知症の初期症状を著した本より抜粋

「私は私になっていく」

霧がかかったような感じ
まるで頭の中に綿がつまっていて、
思考と感情に霧がかかっているような感じがする。
つまり、焦点を定め、注意を払い、
自分のまわりで起きていることに、ついていくのが難しい。

引用
クリスティーン・ブライデン著 馬場久美子・桧垣陽子訳
「私は私になっていく」 クリエイツかもがわ p135、2004




においのメカニズム


においのメカニズムがわかりかけたのは、この20年にすぎません。


最近ノーベル賞級の発見が続き、やっとニオイのメカニズムがわかり、科学的な考え方で、ニオイと海馬の関係がわかりだしました。
海馬:短期記憶の中枢  再生可能
嗅球:大脳が飛び出した現場監督 再生可能
嗅内皮質:ニオイの中枢だけでなく、空間情報や物体 情報の情報処理を行う皮質領域


GTP結合タンパク質(Golf) 電気信号のドアの鍵(1994年)

GTP結合タンパク質

匂いの成分である多種多様な化学物質(匂い分子)は、鼻腔奥の「嗅上皮」に存在する神経細胞の嗅細胞で受容されます。

臭いは電気信号で伝わります。

臭いの機敏反応因子グーフィー(Goofy) いわば特急券もみつかります(2013年)

臭いの機敏反応因子グーフィー(Goofy)

五感の1つである嗅覚は、多くの生物にとって食べ物の探索、危険の感知、記憶の想起、情動の発現など生命活動に重要な役割を果たしています。

においの地図

視覚は3つの遺伝子コーディングだけ。においは人で396種の遺伝子コーディング。基礎活性で程度を示します。

臭いの機敏反最近の嗅神経の進歩

臭いの機敏反応因子グーフィー(Goofy) いわば特急券もみつかります(2013年)

Class1 腐敗した食べ物のにおいに対する忌避行動
Class2 天敵のにおいに対する恐怖反応
ノックアウトマウスでClass2投射嗅神経を除去したマウスを作る。


東京大学GCOEプログラム事業推進担当者(共同研究)

理学系研究科 生物化学専攻 教授 坂野 仁

医学系研究科 機能生物学専攻 教授 森 憲作

(Nature 450: 503-508, 2007)


天敵のにおいに対する恐怖反応

ノックアウトマウスでClass2投射嗅神経を除去したマウスを作る。


アロマは補完治療だけでなく 神経認知機能障害早期診断に使えるのでは?

2013年のJournal of the Neurological Science誌に掲載された、ピーナッツバターのにおいの感じ方の違いで、初期のアルツハイマー型神経認知機能障害を鑑別しよう、という非常に興味深い論文です。


2013年のJournal of the Neurological Science誌に掲載

1.アルツハイマー型神経認知機能障害が疑われる患者群では、左の鼻で匂いを感じたのが、鼻下平均5.1センチであったのに対して、右の鼻では平均17.4センチでした。

2.明確にアルツハイマーとそれ以外との間で差がある。

3.軽度認知機能低下群の24人のうち10名では、軽度ですがアルツハイマー群と同じように、左の嗅覚が低下している傾向があり、これはこの群の中に将来のアルツハイマーが、混じっている可能性を考えると、示唆的なものである。


嗅神経路の特別な点

  • 経路が違う。見たもの、聞いたもの、食べたもの、皮膚で感じたものは、脳の視床を通って届く。(視床は大脳皮質に情報を受け渡す最終ゲート)

  • 睡眠中はこのゲートが閉じていて、感覚情報が大脳皮質に届かない仕組みになっている。

  • ニオイは、視床を経由しないで、そのまま大脳皮質に届けられる。だから、寝ている間も嗅覚は働いている。(緊急対策用の可能性)



神経認知機能障害の予防としてにおいが有効と考えられる根拠は?


アロマの可能性と期待


嗅覚は多くの動物にとって、食べ物の探索、危険の察知、社会性コミュニケーションや繁殖行動など、個体の生存と種の維持にかかわる重要な感覚センサーだということでその異常を見つける事で、早期の病気診断につながる可能性がある。
おそらく人間にとっても、“匂い”は、快・不快の感情や過去の記憶を呼び起こしたり、味覚や食欲を左右したりする重要役割を持っているので、医療介護の重要なツールとなりうる。
嗅球から感情に深くかかわる神経核への直接的な神経接続は、嗅覚と感情のつながりを探る糸口になると同時に精神疾患の補完医療として期待できる。
神経認知機能障害の早期診断と早期治療に役立つ可能性が示された。




ラベンダーを例にとって


ラベンダーの単独刺激では、両側扁桃体、視床、前頭前野、特に眼窩回での血流の増加を認めた。(fMRI)
痛みと同時にラベンダーの匂い刺激が加えられると左前頭葉外側野の脳血流の増加は認めなかった。鎮静系の香りが疼痛の情緒的な成分の反応を減弱させたと考えられる。(緩和もしくは癒し効果)

引用
ラベンダーの香りと神経機能に関する文献的研究
由留木 裕子 鈴木 俊明


アロマが嗅覚路経由の補完医療と言える事になりました。


引用


においの研究野文章は以下のサイトより引用して自らの文章で考えをまとめております。 文章内容問い合わせはMNN梅田出張所までお願いします。



アミロイドPET
http://www.mhlw.go.jp/seisakunitsuite/bunya/hokabunya/kenkyujigyou/pdf/rf-example05.pdf


認知症の非薬物治療
http://ja.scribd.com/doc/129055517/SpringMind-No-12


基礎的研究など理研広報サイトより多数
http://www.riken.jp/pr/press/2013/20131219_2/


補完医療について
http://osaka-cam.jp/



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